KENTA
筋力トレーニングに関しては、基礎から高度なテクニックまでを理論と実践でうまく組み合わせ、効率よく結果を出すことを追求してきました。個々のライフスタイルや目標が違っていても、ちょっとした工夫で理想の体に近づけると確信しております。今までに多くの方から「理想の体づくりに成功した」という嬉しいご報告をいただき、私自身も大きな励みとなっています。
AYAKA
私が大切にしているのは、「健康的な体づくりには、食事とトレーニングの両輪が欠かせない」という考え方です。たとえば、筋トレ効果を最大化するための栄養摂取法や、簡単に作れるプロテインレシピなどを提案しつつ、「食事管理はなるべくシンプルに続けられる形にする」ことも大事にしています。
KENTA profile
正直なところ、学生時代の僕は、運動に関してさほど得意ではありませんでした。運動部には所属していたものの、特別な才能はなく、チームメイトと比べても平凡な存在でした。その頃は“自分はこんなもの”と割り切っていましたが、大学に進学し、なんとなく過ごす日々の中で、ある日、鏡越しに映った自分の姿に衝撃を受けたんです。
そこには覇気のない表情、頼りない姿勢の僕がいました。将来に期待もなければ、目指すべき目標もなく、ただ流されているだけ。何かを変えたい、そう強く思うようになり、まずは手近なところから取り組んでみようと始めたのが筋トレでした。
最初は独学です。インターネットや書籍を読み漁り、適当に組んだメニューをこなしていくうちに、徐々に腕が締まり、胸筋が盛り上がり、扱える重量が増える…。変化が起こるたび、達成感を得ることができました。それは単なる筋肉の増加以上に、“自分にもやればできる”という自信を取り戻すプロセスでもあったんです。
大学卒業後、一度は普通の会社に勤めましたが、どうしても熱くなれない日々が続きました。そんな中、仕事終わりに訪れるジムが僕にとって生き生きとできる場所でした。トレーニングフォームに悩んでいる人がいれば声をかけ、ちょっとしたテクニックやコツを伝えると、とても感謝してもらえる。その瞬間、思ったんです。“これが僕の情熱を注げることだ”って。
そこで本格的にスポーツ科学や運動生理学を学び直し、トレーナー資格を取得し、フィットネス業界でキャリアを築こうと決心しました。学び、試し、結果をフィードバックして…という地道な作業の繰り返しでしたが、そこには確かな手応えがありました。いずれジムのオーナーが僕をスカウトしてくれて、トレーナーとして働く道が開けたんです。
今では、多くの方が思い描く理想の身体づくりをお手伝いできる仕事につけたことが誇りです。少しずつでも着実に前進する人々の笑顔や感謝の言葉が、僕を支え、成長させてくれています。筋トレで自分を変えた経験があるからこそ、誰かの背中を押せる。これが、僕がトレーナーになった理由であり、変わることのない原動力です。
